36話 我が内なる科人
今回はサブタイトルからも分かる様に、テーマがはっきりしていましたねぇ。
いつまでも無くなる事の無い差別と、それを生み出してしまう自分の心の中にある罪の部分。
その心をエドが語ってくれた時、ちょっと切なくなってじんとしました。
では感想いきます〜
護送列車に仕掛けをして列車を止めたエドとアル。
リックとレオに、スカーの居場所を尋ねます。
「君達スカーさんと仲良くしていたよね」
「仲良くなんかないあんなやつ!!」
スカー嫌われちゃったよ
リックとレオを助けつつ、エドとアルを老人の元へ案内させる事に。
ああっ!!!エドが!エドが!!フュリー曹長を殴ったよ!!?
考慮して手の平の方だったけどさ!
ごめんってゆったけどさ!
いいの!?いいの!!?
ごめんって言った顔が可愛かったから良しッ!
車を引っさげて来たウィンリィ。
「ウィンリィ盗んだの!?駄目だよ!」
「違うわよ!直せたらくれてやるって、あたしを誰だと思ってんの?ねぇ!?」
ウィンリィカッコカワイイな〜〜^^つーか車まで直せんのかよ!
「とばすわよー!!!」
ウィンリィさん若干15歳で自動車運転
盗んでないのは分かったんだけど運転ってしていいのか?
車中で訊ねるエド。
「ウィンリィ、お前いつまでついて来るつもりだ」
おっ!いいねいいねー!
それは実は視聴者みんなが思ってた事だよ!
代弁ありがとうエド!
ラースの右腕と左足をもぎ取ってでもエドに返してあげたかった、
でもウィンリィが居ては出来ないというアル。
しかしウィンリィは、元からアルに出来る訳が無いと。
「ああ、アルには出来ねぇ。でもオレにはやれる。目的の為なら」
とエドは言ってますが・・・。どうなのかな。きっとエドにも出来ないと思うな。
だってやろうと思えばやれるチャンスは沢山あったもの。
そこで話しは数年前に遡ります。
「人は人を簡単に殺せると言ったヤツがいた」
これはバリーの事。あの時は怖かったねエド。
だって普通主人公が「怖かった。死ぬかと思った」って言っても
せいぜい2へぇで終わるじゃないですか。
でもあの時は本気で「エドよくがんばったね」って思いましたから!(笑)
「確かに不可抗力とは言え、オレはずっと前にマジハールという錬金術師を死なせた」
はいボンズさんフォロー入れてきたよ!
ここで持ってくるってスゴイなぁ(苦笑)
あまりにクレームが多かっ(以下略)
エドが大人になって、周りの事を考えられる様になったと。
もし本当に、あの時落ち込ませなかったのはこの伏線の為だったとかだったら凄いけど。
アニメってスタッフと視聴者によって良いものが作られていくっていうのを(変なとこで)実感。
「スカーもまたオレ達の前に立ち塞がれば、グリードみたいに・・・」
出来ないんじゃないかなぁ・・・エド達には。
相手が自分を殺す気で襲ってくるなら自己防衛という名目で反撃するだろうけど、
自分からはきっと無理だよね。
老人のいる荒れ果てたキャンプに着いたエド達。
「まるで戦争みたいだね」「見た事ねーだろうが、戦争なんか」
このセリフ、多分後のリックのお母さんの話しに持っていく流れでしょうが、
何気ないこのセリフにすごくはっとさせられました。
そうだよなぁ。
私達は体験した事も見た事すら無い事も、平気で知っていると思い込んでるよなぁ。
本当の事は、体験した人にしか分からないのにね。
老人の住んでいた家に入ると、壁には大きな模様が。
「スカーさんの右腕と同じだ!」
アル、スカーの事よく見てるね。
と、突然発砲が。
「中尉!いきなり撃たないでよ!」
「君達なら避けると思って」
おいおいおいそんな気軽に発砲していいのかよ
イシュヴァールのキャンプに大佐達が赴いた時、何があったのか説明する中尉。
大佐が焔を使い、イシュヴァールの人々の戦意を喪失させたと。
「ああしなければ、双方にもっと被害が出ていたでしょうね」
えっと、その後火はどうやって消したんですか
随分燃え上がっちゃってたけどなー・・・
大佐は焔消せないしなー・・・
やっぱ無能ですか
「はっ軍人のくせに随分奇麗事をしたもんだ」と言うエド。
「軍人だからって差別すんのか。お前だって軍属だろ」
ここにも今回のテーマが掛かってますね。
軍人だって同じ人間なのに、軍人の行いはただの『奇麗事』になってしまう。
そしてエドも同じ軍属であるという事を指摘されて、思うところがあったのではないでしょうか。
あの老人は、軍によって護られていました。
イシュヴァール人が老人を襲ったらしいです。
ここも、ずっと差別に苦しんできた筈の者が、他の者に同じ事をしてしまう悪循環という今回のテーマが。
老人はイシュヴァールの教えに背いたと聞いたウィンリィ。
「教えに背いたって、一体どんな?」
「・・・・・でも!母さんが言ったんだ」
「うん、イシュヴァラの神を信じなさいって」
ここの会話からして、リックとレオは老人が他人に命を狙われる程のどんな罪を犯したのかは
知らない様子。ただ、母親から教えられた事に便乗していただけの様です。
老人に賢者の石について訊ねるエドとアル。
賢者の石について訊かれたのは、スカー兄、スカー、以来の3度目だと。
スカー兄は優し過ぎた為、賢者の石はつくれなかったと老人は話します。
そして大いなる術=錬金術を行った為、自分は追放者と呼ばれる身となったと。
そして賢者の石は
幾万、幾十万という人々の怨念、地位を人の身体に取り込む事でつくれるらしいです。
大いなる術が錬金術だと聞いたエド。
「馬鹿な!有り得ない!」
「機械文明も持たず砂漠に暮らすイシュヴァール人などに錬金術があった訳がない、
そう思うのかね?
恥じる事はない。肌の色や眼の色が違う者を自分達と同じに思えないのはお互い様だ」
ここも今回のポイント。無意識のうちに、文明の発達していない場所に暮らす
イシュヴァール人の事を下層社会だと認識してしまっていたようです。
そして老人の言葉でエドはきっと自分の事を恥じたのでしょうね。
回想。軍人がイシュヴァールの人々を制圧するのを見たスカー。
「痛みを受けても眠る事は出来る、だが痛みを与えれば眠る事は出来ない」
という師父の言葉を思い出します。
しかしスカーは
「ならば今日より、我は眠らん」と。
人を犠牲にする道を進むと決めたスカー。
一方、ウィンリィは両親の死の真実を知ってしまいました。
皮肉っていうのか、凄い偶然だなぁ。
スカーの後を追うと決めたエドとアル。
「オレ達はあいつを止めたい。
同じ錬金術師だから・・・いや、人間だから。
誰も殺さないし、誰にも殺させたくない」
この言葉から、エドが今日の30分で成長した様に思えます。
初めに、「ラースの手足をもぎ取れる。スカーだってグリードと同じように・・・」と
言っていましたが、今は誰も殺さないと言っていますし、
殺し合い自体を止めさせたいという意思が感じられます。
そこにはイシュヴァール人だとかの差別は無く、同じ人間だからという対等の立場での思いがあります。
機械鎧を見せて訊くエド。
「怖いか?」
怯みながらも「怖くない!」と強がってみせるレオ。
「いや、オレもお前達の赤い眼がちょっと怖い。
スカーと初めてあった時、初めて会ったイシュヴァール人だからもっと怖かった。
でも自分の感情だって間違っている事はある。
お前達のお父さんやお母さんが言った事だって絶対に正しいとは限らない。
だからオレ達は自分で答えを見つけるしかないんだ。」
良いこと言うなぁエド!!!
恥じる事無く自分の心の内を素直に語る様に感動したよ!!!
ここまで自分と向かい合えるなんて素敵!そしてそれを他人に話せるなんて素敵!!
そうだよね!人の考えに便乗しているだけじゃ駄目だよね!
自分の考えを見つける事って本当はとても難しい事だよね!
そしてそれを他人に話す事は、その人がそれを受け入れてくれるものなのかとても不安になるよね!
でも、自分自身で考える事が必要なんだね。
エドとアルには、小さな頃からお母さんがいないから、ずっと自分で答えを探すしかなかったんだよね。
ある程度大きくなれば、大人の助言は必要ないだろうけど、
エドとアルのあの時の年齢では、まだ必要だったんじゃないかな。
それがなくてここまで自分の意思を持てるって本当に強いなぁかっこいいなぁって思った。
そしてスカーとの件。
スカーと出会って、それが初めて会ったイシュヴァール人だったから、
エドは怖いと思うと同時に、考え方が元から違うとか、
通常よりも強い敵意を持ってしまっていたのでは無いのでしょうか。
今回何度かエド自身が、人々が差別されている、また自分自身も差別してしまっているという現実を受け、
自分自身と向き合って自分の心にある思い(まさに『我が内なる科人』)を考え直す事が出来たのではないでしょうか。
セントラルへ行く事を決め、列車に居るウィンリィ。
護るべき人の為に軍にいると話す中尉。
この護るべき人とは誰の事なのでしょうか。
「その人に護る価値が無かったら?」
「それを決めるのも私よ」
原作通りのセリフに加え、この言葉が付け足されていたのは何故でしょうか。
ウィンリィは、中尉が護るべき人は大佐だと思ったのでしょうか。
それで、自分の両親を殺めた人など護る価値がないのでは?と
思ったのでしょうか。
ヒューズ家を訪ねてヒューズさんの死を知ったウィンリィ。
ヒューズがロイを支援していた事を知って何を思ったのか。
やるせなさが込み上げてきそうです。
これからのウィンリィの動向が気になりますね。
来週は3本立てですね〜
こんなに明るい次回予告は初めてだったね!
ところでエド達は出てくるんだろうか・・・・
いやな予感が・・・(TT)
しかも今回ウィンリィと大佐の関係を描いておいて、来週大佐大活躍かよ!
む〜でも久々のギャグたっぷりのハガレンを楽しみましょうか♪
以上、36話でしたっ☆
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